WAXって?
 WAX→ワックス→蝋→ロウソク?そうです、ロウソクの蝋(ロウ)です。蜜蜂が巣を作る時に体

液として分泌されるものを蜜蝋とよびます。巣のこの成分を使用して古代よりロウソクが作られて

おりました。現在ではハニーキャンドルとしても一般的にも知られております。
 
貴金属加工業界ではこの蜜蝋(ビーズワックス)も使用されますが、ここではなぜWAXなるもの

がこの業界にあるのか、を説明いたします。

 近年では貴金属製品が出来上がるまでに鋳造という工程を取り入れています。地金の塊から

すべての部品を作り出して組み立てる方法は、時間がかかる事とデザインに制限があります。ワ

ックスで作られた形は鋳造の上では雄型になり、石膏に埋没されます。石膏を焼成することでワ

ックスは蒸発して雌型ができあがります。簡単に言いますと、この中に地金を流し込み、ワックス

と同形の金属が生まれる仕組みです。この鋳造技法が現在では貴金属業界には必要不可欠と

いってもいいのではないでしょうか。もちろん、地金から作り出した方が早い・正確等の場合は鋳

造せず、叩いたり、延ばしたり、引っぱったり、削ったりして制作します。

 いずれにしましても、鋳造工程を取り入れるためには、ワックス加工技術を身につける事が必

要となるわけです。
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