ハードワックスの工程例1(天使のペンダント)
天使のペンダントを作ります。淡水パールを抱きかかえている状態のデザインにしました。
私はほとんどの場合、ラフスケッチ程度しか描きません。
トレーシングペーパーに輪郭を書き写します。ここでは正面図だけにします。
ワックスにトレーシングペーパーを固定し、ケガキやヘラのような先の尖ったもので線をなぞります。ペーパーをはずして、さらにはっきりと線を刻みます。
正面から見て不必要な部分を鋸刃と荒ヤスリで削ります。
側面はスケッチを見ながら輪郭をけがき、同様に不必要な部分を削り落とします。
これは背面ですが、常に全体的にバランスを見ながら段々細かい所まで削っていきます。
大まかな形が出来上がりました。頭の上のクサリカンと羽はワックスの状態では弱いので最後に形を整えます。
羽とクサリカンを仕上げ、完成です。
縦実寸27mm
これを鋳造に出します。
鋳造から上がったばかりの状態。地金を流し込んだ痕の湯口が残っていますので、これをヤスリで取り除きます。
鋳造後のシルバーはこのように表面が真っ白です。
羽の中の線はこの場合ワックスの段階でなくこのシルバー原型に入れました。
パール用芯をロウ付けし、仕上げて原型の完成です。この後ゴム型をとりますので、実際にはペーパー仕上げ程度で済ませます。
裏側にはSilverの刻印を打ちました。原型に入れる場合は深めに入れます。
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(天使のペンダント)
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